八重山民謡にある「デンサー節」の発祥地、西表島の上原集落で催される祭りの前夜祭で大忙し!

2018年06月22日、デンサ祭【前夜祭】が行われました。お手伝いをするため、カヌー・トレッキングのツアーも休業です。

デンサ祭りは上原地域で40年近く続く行事です。地域の伝統文化を伝え、住民が一丸となって取り組む恒例行事ですが、その前日に、上原青年部が主催で前夜祭が行われ、余興や夜店もでて大変盛り上がります。

ビールを飲みながら焼き鳥を焼く
私も上原住民なので、毎年祭りの準備や夜店の係を任されますが、これがとてつもなく大変なんです。

準備は午前中から始まり、テント張り・屋台のセッテイングをします。6月も後半になると観光シーズン突入なので、仕事を休めない人も多く全然人手はたりてません。

私の夜店での仕事は、毎年決まっていて肉系の物を焼くかかりです。だいたい焼き鳥です。
18:00開場 18:30開演ですが、お客さんが早く来ても売る方式なので、5時過ぎから炭をおこし焼き始めます。

気温は29度、テントの中は火を使っているので、もしかすると35度以上ではないかという中、真っ赤に燃える炭を前に3時間以上ただひたすら焼き続けます。

水分補給は支給される発泡酒を水のように飲み続け、ほとんど酔うことなく煙にいぶされ続けます。

焼き鳥は売れるからと言って去年の倍の1,600本の発注です。焼いている人の人数は3名。ひとりあたま500本以上のノルマです。

「一年間で今日が一番働いている」と実感しながら「バイト代が欲しい。」とつい思っちゃいました。

毎年焼き班を担当して、毎年大変だと感じていますが、特に今年は大変でした。

去年の倍の数の焼き鳥が完売した時の達成感はものすごくありましたが、来年はもう数を増やさないでくれと早めに言っておこうと思います。