台風一過でも急には晴れてはくれないことはある。

2018年09月16日
ゲーダ、中2階の滝の裏
台風22号は過ぎ去り、天候も徐々に回復に向かっていますが、時々雨もまだ降る天候です。
ただ、気温は高くトレッキング中は汗だくなので滝でのクールダウンがまだ気持ちいい季節です。
ゲーダの滝の1段目と2段めの間にある中2階の滝の裏側。水量が少なかったり、多すぎる時は裏側には入れないので今日はラッキーです。

滝に到着するとアオミオカタニシを発見!
アオミオカタニシは緑色(青色)をしているのですが、殻の色ではなく本体の色が緑色で、殻は乳白色の半透明になっており、青い身の色が透けて見えることからその名がつけられてます。

今回見た個体は、今までに何度も見たアオミオカタニシと比べると、色がいつもと違いました。
アオミオカタニシを漢字で書くと「青身陸田螺」ですが、私が今まで見たことのある個体は、薄い緑色をしています。

訓読みで「あお」の漢字は、「青」の他に「蒼」や「碧」がありますが、今回見た個体は綺麗な青緑色をしていたので、漢字で表すなら碧身陸田螺といったところです。

このアオミオカタニシ、殻や身の色にばかり注目されがちですが、実は一般的なカタツムリ類との大きな違いがいくつかあります。
一般的なカタツムリ類は蓋がなく、触角が大小2対あり、大きな触覚の先に目がついてます。
対して、アオミオカタニシは蓋を持っており、触覚は1対しかなく先はとがっており、目は触覚の根元にあります。

目の位置が触覚の根元にあるだけで、一般的なカタツムリよりも顔がとっても愛くるしいです。

綺麗な碧色のアオミオカタニシ
↑今回見たアオミオカタニシ。きれいな青緑色(碧色)をしている。

↓今まで見かけたアオミオカタニシはだいたいこんな薄い緑色をしている。

よく見るアオミオカタニシ。薄い緑色。

午後は貸し切りの浦内川支流へ。
木漏れ日の西日が反射して眩しい
ようやく晴れ間もでてきて、マングローブ川は木漏れ日でとっても美しい景色に。