世界最大の豆(モダマ)を探しに娘と山にくりだす!
台風24号は沖縄から東北にかけて、広く記録的な暴風となりましたが、西表島への直接の影響はほとんどありませんでした。
それでも強風域には入ったので、山の様子が少し気になったのでフィールド調査を兼ねて木の実や豆を拾いに行ってきました。
もしかしたら、世界最大の豆のモダマも落ちているんじゃないかと予想し、娘とシークレットポイントへ豆探しに出発。
娘は西表島の木の実や豆たちが大好きなので、豆コレクションを増やすべくモダマが多く自生している場所で豆を探します。
予想通り台風の強風で落ちたモダマの豆が、個別のさやに入った状態であちこちに落ちていました。
今年はゲーダの滝へ行くトレッキングツアー中でも、いくつかモダマを拾うことができて、お客さんにプレゼントできましたが、同じ木が毎年豆をつけるわけではないので、ツアー中ではなかなか見つけることはできません。
今年は数年ぶりにたくさん豆をつけているのがツアー中にも観察できてラッキーでした。
落ちてから時間が立ちすぎると、虫に食べられたり、芽が出てしまったりするのですが、今回はたくさん落ちている中から、台風24号で落ちたであろうモダマをチョイスして拾いました。
山でモダマを拾ったあとはビーチコーミングで宝探しに行きました。もちろん宝は豆です。
ただ、海岸で拾う豆には海外からの漂着したレア豆もあるかもしれないので、娘のために父ちゃん頑張って探します。
海岸ではこの季節に大群で押し寄せるミジュンがたくさんいました。沖縄の大衆魚でもあるミジュン(ミズン)はよくイワシの仲間と表現されることが多いのですが、ニシンの仲間といったほうが正しいようです。
そのミジュンを狙ってサメが追いかける姿が目の前で見えました。4〜5匹位が悠々と泳ぎながらミジュンの群れの中に突っ込みます。
ミジュンの群れは岸に立っている私の足元まで逃げてきます。あまり見られない光景なので、娘も「サメ〜!」と大興奮してました。
投網があれば大量のミジュンとサメまで取れちゃいそうです。
山とビーチコーミングで合わせてこの日の収穫は、(1)オキナワウラジロガシのどんぐり、(2)ハカマカズラの豆、(3)ジオクレア(どら焼きビーン)、(4)カショウクズマメ、(5)ハスノミカズラの実、(6)オキナワジイ(イタジイ)のどんぐり、(7)コウシュンモダマでした。
なかなかの収穫に娘も喜んでます。
かなりのレアコレクションをお持ちの娘。